MP12-IONA-SB, Designed By Mellow PCB
English version is here
JVS仕様の基板に自作コントローラ等を接続するための基板です。 exA-Arcadiaの高速モードJVS’にも対応しており、この基板を用いてスイッチ直結のコントローラを作成する事で、最高峰の低遅延環境を構築することが可能となります。
以下のような2種類の端子が実装されています。 ボタン名の端子とGND端子をペアにして各ボタンに接続して下さい。 BOOTとMETAは設定につかう特殊なボタンになります。
BOOTを押しながら電源を入れるとレイアウト設定やファームウェア更新ができるモードで起動します。 METAはレイアウト切り替えや隠し機能のモード切り替えに使います。
VCC | GND | B7 | B5 | B4 | B2 | START | COIN | → | ↑ |
VCC | GND | B8 | B6 | GND | B3 | B1 | BOOT | ← | ↓ |
META | SERVICE | TEST | GND |
推奨する物理ボタン配置は以下の通り。
(BOOT) (COIN) (START)
| (2) (3) (4) (META)
--+-- (1) (SERVICE)
| (6) (7) (8) (TEST)
(5)
ボタンの少ないコントローラに取り付ける場合は、SERVICEを省略したり、BOOTとMETA、加えてTESTあたりを同じボタンに配線しても良いでしょう。B4とB8を落として6ボタンにするのも手です。
USB Type-Cから電源をとります。 JVSホストとの接続は「to host」と書かれたType-BからType-B <-> Type-AのUSBケーブルで接続します。
複数台を接続する場合は「to another I/O」と書かれたType-Aの端子を使ってデイジーチェーン接続します。 他のI/Oボードを使う場合には相性問題があると思われますので、IONA-SB以外のデバイスとデイジーチェーン接続する事は推奨しません。
USB Type-Cで該当ゲーム機に接続します。この際、充電専用ケーブルではなくデータ通信が可能なケーブルを使っているか確認してください。
接続し電源が供給されたら、METAボタンとコインボタン、またはMETAボタンとサービスボタンを押しながら、ボタン1から6のいずれかを押して下さい。ボタンに応じて各種ゲーム機に対応したモードでUSBデバイスとしての動作が開始されます。ボタン番号はレイアウトによらず物理配置に従います。
ボタン | モード |
---|---|
1 | NEOGEO mini |
2 | メガドライブミニ / メガドライブミニ2 / アストロシティミニ / アストロシティミニV / イーグレットツー ミニ / X68000Z |
3 | PCエンジン mini / X68000Z |
4 | プレイステーション クラシック |
5 | Retro-bit GENERATIONS 4 |
6 | THE C64 MINI / A500 MINI |
その他、Evercade VSはNEOGEO miniモード以外の全てのモードで利用できます。
METAボタンを押しながらボタン1から8のいずれかを押して下さい。ボタン番号に応じたレイアウトに切り替わります。 ボタン番号はレイアウトによらず物理配置に従います。
IONA-US同様にファームウェア更新が可能です。アップデート希望の方は個別にご連絡ください。IONA-SBではMellow PCBから出荷されたボード以外ではアップデート用のファームウェアを書き込んだだけでは動作しないよう特殊なファームウェア構成になっています。他の書き込みツール等を利用した際は出荷設定が必要になる可能性がありますのでご注意下さい。
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